9月10日
店頭の女子社員からIと言うお客様が「社長を知ってると仰ってます」と。はて、どのIさんだろう。男かな女かな?と1Fに降りてみるとカウンター前に居るのはは見知らぬ老人。怪訝な顔をする私に「昔K塗装に居たIです」と。確かに名前には記憶があるがまるで似つかぬ両手の松葉杖で身体を支えている痩せた老人。咄嗟に搾り出したIさんのイメージは、いつも船長帽を被ってブリブリ肩を切って洒落た口を聞く若者頭の職人。聞くと交通事故に会い、しかも糖尿病で体重が当時の半分になったと。車は身障者用改造車かと思ったら車椅子で、何と甲南高校そばの家から3時間かかったと。25グラム210円の銀粉を買うために!カウンターにあったサービスの塩飴を10粒ほど渡して「気をつけて」と送り出したが、暫く立ってから車で追ってみたが見つからず、送って上げられなかったかことを深く後悔した(ーー;)
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